tDiary のヘンな使い方

だいぶ安定して使えるようになってきたので,ここらで私の tDiary の使い方をまとめておこう.

実は非常に変則的な使い方をしている.tDiary はもともと,ウェブブラウザから update.rb を介して更新することを前提に作られていて,更新内容を送信時にいろいろな機能が CGI として実行されるようになっている.自分の場合,wiki をそうやって編集しているのだが,何かの拍子に入力内容が消えてしまったりして,やりにくいことこの上ない.手慣れたエディタ (Emacs) が使えないのも大きい (最近は emacs-w3m などもあるようだが,自分の環境は古いので使えない).そして何より,手元にテキストが残らない.この手の logging はがーっと ASCII テキストで書いて,いつでも grep したりできるのが理想なので.

そういう人のために例えば chalow があるわけだが,当時はツッコミなどの機能がなかった.どうせなら高機能なものが欲しかったので,とりあえず見た目のよさげな tDIary にしてみた.

当然,ウェブブラウザからの更新ではなく,無理矢理更新することになる.tDiary のデータは YYYYMM.td2 という類のファイルに月毎に保存されるのだが,そのデータ形式を調べて独自に書いていたテキストファイルから変換する Perl スクリプトを書いた.さらにそうやって生成した td2 ファイルを所定の置場に置くシェルスクリプト.ちなみに,ローカルマシンではウェブサーバが動いているので, xrea のミラーとして動かしている.カテゴリの自動生成なんかはコマンドラインからできるので,ローカルで作ってしまっている.さらにこのミラーの中身を xrea に sitecopy で送る.

ここで困るのが,RSS の作成とトラックバックである.どちらも update.rb を介さないと動かないようになってるのだ.しょうがないので RSSPerl で自動生成した.トラックバックは別に送りたいとは思わないので使わないことに.受信だけはできるけど.

ちなみに recent_list.rb はかなり改造してたりする.

「手を抜くために労力は惜しまない」方針でハマるの典型だなこれは.