科学論文の英語用法百科

まだ買ってないのだけど勧められたのでメモ.

PDF がついてて検索できるのは良いなー.でもちょっと高いなー.



ついでに,普段英語論文書きに使っている本を挙げとく.

マニュアル人間なのでとりあえずこの手の本はたくさん持っていて,しかも買っただけで満足してしまってたいして読んでなかったりするのだが(ぉ,最近メインで使っているのが「科学英文技法」.知人の強い勧めで使い始めたけど確かにイイ! 例文が豊富だし,細かなニュアンスの違いなども説明してくれている.この本と腕のいい英文校閲さんのおかげで,英語表現に関してレビュアーの評価は最近わりといい感じ (内容に関しては聞かないで欲しい).たまに参考にするのが「科学英語のセンスを磨く - オリジナルペーパーにみられる表現」.例えば can,could,may,might…とどれを使うか迷ったりすることがあるが,その事柄の生起確率によって適切な助動詞はかなり絞られる.そういった事例を,過去の論文誌の統計処理によって数値で弾き出している.ある言い回しが popular かどうかを,論文 DB や google のヒット件数で判断したりなんてことは誰でもよくやると思うが,それを代わりにやってくれてる本として,わりと正確を期する表現が必要な時によいかも.

迷った時に consult する本であって,あまり通して読む本じゃないと思うが.以上は,個人的には英単語レベルで主に有用なのだけど,文の組み立てで参考になるのが「理科系のための英文作法 - 文章をなめらかにつなぐ四つの法則」.もちろん,日本語の文章を書く時にも役に立つと思う.amazon.rb プラグインでも入れようかと思ったけど,あれって書影が出るだけだったんだな.苦労の割に見返りが少なそうなのでヤメ.