ゆにまがタワーリングインフェルノ

先月,うちの職場から異動する人が,引越しを機に UNIX Magazine のバックナンバーを放出するというので,引き取り人としてアプライしてみた.自分でも正気の沙汰じゃないと思う.何しろ量が尋常じゃないのだ.



それまでに自分でため込んでた分が 2001 年 2 月号〜現在 (2005 年 4 月号) の 46 冊 (ただし 04/4,04/6,04/9,04/12,05/1 はない.うっかり捨てられてしまったか,他
の人がキープしたらしい).今回放出されるのが 1995 年 10 月号 〜 2002 年 9 月号の 84 冊.和集合をとっても 110 冊.



しかも引き取ったそれを当面は職場に置くことにしたのでさらに事態は厄介だ.他部署から最密充填と揶揄されるほど狭い寿司詰め状態の職場,自分のスペースは 100cm×80cm の机 1 個とキャビネットのみであり,既に書類やら何やらで埋まっている.目につくところに置いたら他の人間の顰蹙を買うに決まっている.さらに運の悪いことに,4 月からさらに自分の使えるスペースが減ることが確定している.この状況でどうしようというのか.自分でも無謀としかいいようがない.



とりあえず,1995 年 10 月〜2001 年 1 月までの 64 冊を宅配で職場宛に(!)送ってもらった (あーこれを書いてて送料を負担してもらってたままなことに気がついた.やばい!).段ボール箱 (大) にぎっしり詰められたゆにまが….

それまで何か勘違いをしていて,新しく増える分は既にある分と同程度だと思い込み,2
倍程度ならまあ何とかおけるかなと思ってたのだが,よく考えたら 3 倍じゃん…orz



数日保留にしておいて(ぉ,新年度になって机を移動するときに,ついに決断の時が来た.

とりあえず,積み上げてみる(ぉ.

白い(ゃゃ嘘)巨塔

むはー :D

装丁の関係なのか,どうしても背表紙側が若干高くなってしまい,ピサの斜塔みたいに傾いてしまっている.高さは 108cm 程度なので,自分の机に横に並べてもはみ出る計算だ.


発行年別に並べてみた.足掛け 11 年分.実は一番手前の分は 1995 年分のはずが,1996 年 1 月号がうっかりてっぺんに乗っているのはひみつだ.

per year

ちょっとわかりにくいが,ホットトピックの移り変わりがなんとなく見てとれる.それにしてもこの 10 年で,表紙の雰囲気がこれほど変わらない雑誌も珍しいんじゃなかろうか.



隊長! くずおれる男を発見しました(ぉ.

ていうか今だったらちょっと表紙にできないのではあるまいかw

orz on Unix Magazine

さて,これをどうやってしまうかなのだが,とりあえず机の下にあった小さな段ボール箱を引っ張りだして来た.ここには 6 年程前,かつていた職場の資料なんかを突っ込んだままになっていた (でその上に今までゆにまがを積んでいた).それを開けて,中身を可能な限りばっさり捨て,代わりにゆにまがを詰め込み,入り切らない分は上に積み…

で,こんなんなりました.

tgz

110 冊を詰め込んで,さらに 1 年分はゆうに余裕がある結果となった.今までも段ボールにゆにまがを積んでいた点では同じなので,他のスペースを新たに逼迫するようなことは起こらなかった.もっと悲惨な事態を想像してたんだけど,いやー,なんとかなるもんですな(ぉ.これぞ文字通り under the desk.



こんなにためてどうするのか,なのだけど,まだ考えてない(激ぉ.まあ,ものはため込む習性がある人間なので.ちなみに普段レガシーツールをよく使っているので,10 年前のゆにまがも十分に役に立つ (逆に最近の Linux の話題はついていけない).というか真相は,今後これ以上狭い環境に越すことはないだろうと予想して,置場ができるまでの間一時的に保留しようという魂胆(激ぉ.誰か広い職場を私にください.



なお,おまけとして,bit の休刊号と BSD Magazine の休刊号も頂くことができた.多謝.ベーマガ休刊号とともに大切に保存することとする.

bit and BSD Magazine

BSD Magazine はアンケート騒動などもあったけど,

最後はけっこうぐだぐだだったからしょうがないかな.bit は懐かしいなあ.休刊に寄せたはぎゃ先生の言葉を発見した (なぜ ASTEC??).


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