MHC conflict 談義

[2005-07-17] の記事に対してコメントを頂きました.最初,先方のコメント欄に返事を書こうと思ったのですが,長くなりそうだったのでこちらに書きます.


MHC の conflict の表示機能は便利だけど,それは conflict に気づかないのを防げるという点が便利なのであって,いざ conflict が起きたときにどっちを優先するかは見れば分かるんじゃないかなと思ってます.見て分からない場合もあるかも知れないけど,そういうのは自動判別もできないんじゃなかろうかというか.自動化しなくちゃならないほど複雑な何かがあるんだろうか.
確かに「見れば分か」りますよね,ふつうの人は(ぉ.が,そこで一瞬「あれ,どっちが優先だっけ?」と考える手間すら省こうというダメダメさ加減を具現化したのがこの機能だったりする.できるだけ人間側の記憶や判断を省いて外部記憶に投げようという.ダメ人間まっしぐらという気もしますけど.



もう一つ.スケジュール表に何を求めているかの違いがあるような気がする.個人的には「スケジュール表には実際に参加するものを書いておきたい」という妙なポリシーがなんとなくある.参加するのに,参加しないものと同じく [C] がついてるのが何だか気持ち悪いな〜と思ったと.つまり,conflict の有無を表示してほしいのではなく,参加するしないを明示してほしい,参加する事象は一律同じ見た目にしてほしい,ということ.多分 mhc の製作者の方や,多くの方の意図とは違う要求なんだろうな.



…というようなことは,実装してる時はまったく意識してなかった.自分の計算機環境とかツールの使い方を第三者視点から眺めると,個々人の指向性とか妙なこだわりが浮き彫りになってきて面白いですね.(つーかダメすぎ>自分