mew-4.2 で RPOP 認証
ついでに Solaris に mew-4.2 もいれてみた.
% tar zxvf mew-4.2.tar.gz % cd mew-4.2 % ./configure --prefix=/usr/local/emacs21 % gmake EMACS=/usr/local/emacs21/bin/emcws % gmake jinfo EMACS=/usr/local/emacs21/bin/emcws # gmake install
自分の場合,mew-1.94 時代の .emacs がほぼそのまま通用した.
ただし,ひとつ厄介なのは,Mew 2.0 以降のデフォルトが APOP になったこと.パスワードを毎回訊かれるので面倒なんである(ぉ.いや,安全性という意味では正しい方向なんですが.
というわけで,RPOP でローカルスプールからパスワードなしでメールを取りたいので,以下のようにする.
(setq mew-mailbox-type 'mbox) (setq mew-mbox-command "imget") (setq mew-pop-server "mailserver") (setq mew-mbox-command-arg "-s POP/RPOP:username@mailserver")
などとしてやるとよい.つまり,一度廃止された imget をしつこく使ってやるんである.ちなみに,単にローカルサーバのメールスプールから取ればよい場合は,
(setq mew-mbox-command "incm") (setq mew-mbox-command-arg "-d /path/to/spool")
みたいな感じでいけるはず (bin/incm はパスの通ったところに置いとく).
ついでに,mhc を使う場合,
(if (not (fboundp 'mew-match)) (defalias 'mew-match 'mew-match-string))
してやる必要があった (Mew 2.0 以降,mew-match が廃止されたらしい).
その他,Mew-1.94 時代は自前で苦労して作っていた関数や機能が標準で装備されているのがうれしい.
Emacs21 は GUIGUI した外観とか,fringe とか,微妙に違和感があるのだが,意外に簡単に mew や mhc が動いてしまって,ほぼ同等の操作感が達成できたので,もしかしたらそのうち乗り換えちゃうかも.とりあえず満載の新機能でしばらく遊んでみる.1.94 からの移行の注意点は以下にまとめがある.GJ.
関連記事: