チップスケール原子時計

CNET Japan より.角砂糖大の原子時計が開発されたらしい.

ISSCC で発表されたそうだ.こんなものも扱ってるのか ISSCC!

開発者な人のサイトに詳しい情報がある.ミシガン大の教授だそうだけど,メールアドレスが思いっきり darpa.mil だ.こちらでは chip-scale という言い方をしている.専門外なのでよくわからんけど,なんか MEMS,NEMS ばりばりらしい.chamber 内を 80℃ にしてセシウムを蒸気にし,レーザを変調して VCSEL で当て,PD で受け,…なんて本当にこんな狭いところでやっているのか.すごい.



似たようなのを他にもみつけた.完全に別グループ?ていうか原子時計の仕組み自体がよくわかってない(激ぉ.なかなかまとまっているサイトがない.とりあえずいくつかのサイトを見た感じだと,セシウム原子の共鳴周波数をもつレーザ (このへん,いろいろ手法があるらしいが) を原子に当てると共鳴線が出る,その共鳴周波数にフェーズロックされた水晶発信器の出力を使う,ということでよいんだろうか?