謎が深まる MS の用語解説

MS Office のサイトに「コンピュータ用語の謎を解き生活に役立てる」なんてコーナーが.

あー,MS の用語はカタカナばかりでわけわかめだもんな,どんなにわかりやすく解説してくれてるのか,と思って読んでみたら,
  1. 説明になってない.知らない人が読んでもわからなそう.(「ショートカット キー」「メニュー」)

    メニュー バーのオプションのリストで、ユーザーはここでアクションを選択して実行できます。アクションはメニューコマンドと呼ばれます。レストランのメニューを思い浮かべてください。ランチメニューではランチに関係する項目から選択でき、子ども用メニューは子供のためのメニューです。
  2. よくわからない例を出して,かえって読者を混乱させる.(「ツール バー」「BIOS」)

    コンピュータに関するコマンドを実行するためのボタンとオプションが表示されているバーです。コンピュータに関する心からのお願いを実行するためのボタンとオプションが表示されているバー。

    1 レストラン (メニュー バー)

    2 オードブル、サラダ、メイン コースを注文する場所 (メニューのメニュー コマンド)

    3 自由に取れるデザート バー (ツール バー)

    4 チーズケーキを好きなだけ (ボタン)

    これはコンピュータにとっての目覚し時計と 1 杯のコーヒーのようなもので
  3. どうでもいい用語が多く,重要な用語はない.(「差し込み印刷」「WYSIWYG」)
  4. 説明内容が技術的になんか間違ってる.(「サーバーとクライアントの違い」)

    サーバー クライアントからのコマンドに応答するコンピュータまたはプログラム。サーバーは、やさしくて思慮分別を備えたコンピュータ一家のおじいちゃんのようなものです。すべての知恵は、おじいちゃんから子、子から孫へと流れています。

    クライアント 別のコンピュータ (サーバー) によって提供されるファイル、ソフトウェアなどの共有アイテムにアクセスするコンピュータです。サーバーがおじいちゃんなら、クライアントは孫と言えます。
わかってるはずの人間が読んで,さらにわからなくなる.技術者の書いた文章とはとても思えないんですが….英語版の翻訳のせいかとも思ったが,どうも日本人が書いたようなんだよな… .

(年賀状の例とか出してるあたり)



追記 (2005-08-13): 珍しく複数の方から反応がありました.というわけで,面白さを倍増させるために引用を追加.あー何度読んでも笑えるなあ.