VMware と無線 LAN (その 2: NAT にしてみた)

というわけで [2006-03-17],無線 LAN + VMware NAT にしてみた.



実は,昨日まで普通に使っていた有線 LAN + VMware bridge がどうやっても復旧できなくなってしまったのだ orz.VMware 自体を再インストールすれば直るのかも知れないが,どうせ使えなくなるのなら,もう NAT に移行しちゃえってことで.



作業としては,

  1. Windows 側で有線 LAN を無効にし,無線 LAN を有効にする.また VMware bridge を無効にする.
  2. 「コンピュータの管理」のサービス一覧から,それまで手動・無効にしていた VMware NAT Service を自動・有効にする.
  3. VMware NAT のプロパティの TCP/IP を適切に設定する (例: IP アドレス 192.168.1.1,ネットマスク 255.255.255.0).デフォルトゲートウェイは設定する必要はない (どれか一つのインタフェースで設定してあればよいはず.このへん参照).DNS 鯖は適宜設定する.
  4. 無線 LAN のプロパティの詳細設定で「インターネット接続の共有」をオンにし,VMware NAT を選択する (昔,この設定なしでも動いた記憶があったが,なぜか再現できない).「インターネットの共有を有効にすると…」とかいうダイアログが出るが,無視して「はい」を押す.
  5. ゲスト OS (FreeBSD) 側では,/etc/rc.conf,/etc/resolv.conf (必要であれば),/etc/hosts を適宜設定したのち,いったんシャットダウンする.
  6. VMware仮想マシンの構成エディタで,ネットワークアダプタを NAT にする.
  7. 仮想マシン再起動.
これで,とりあえず無線 LAN 経由でネットワークにつながるようにはなった.有線 LAN がなくなっても最低限の仕事はできる.



しかし…ファイルサーバが NFS mount できないのは痛いな.これでは仮想マシンがただの X 端末になってしまう.とりあえず,ファイルサーバ上の Elisp ファイルが読み込めずに Emacs が立ち上がらなかったので,ローカルに Elisp ファイルを移した(ぉ.あとは…まあ我慢するしかないのかなあ.




関連記事: