WILLCOM のメールサーバの設定がいろいろ変わっている件
ウィルコムの WX310K を使っているが,11 月中旬くらいからメーラの動作が変なことに気がついた.
- 一部のメール (たぶん Content-Type: ヘッダがないもの) が文字化けする.mailx で送ったメールがことごとく化けて非常に困る.
- アドレス帳にない人間からメールが来た場合,これまでは From: ヘッダの送信者の生メールアドレスが表示されていたが,送信者が指定する名前部分が表示されるようになった.アドレス帳に登録済かどうかがパッと見で見分けられなくなってしまって少し困る.
- 携帯・PHS 用ドメイン以外からの添付ファイルは捨てるようにしてるんだけど,WILLCOM の PHS ドメイン (pdx.ne.jp) から PC に送ってさらに PHS に転送したら,添付が削除されてた.どうも From: でなく新たに Received-From: を見てるようだ.
で,最近いつも使っているメールサーバ自体が調子悪いらしいので,てっきりそのせいかと思っていたが,電話機からメールを吸い出してみたらわかった.ヘッダがやたらと増えている!
調べてみると,どうやら WILLCOM のメールサーバの設定がいつの間にか変わったのが原因らしい.ウェブや自分の調査を元にまとめると,
- 今年の 11/10 あたりから何やら変更になっている.
- 従来は Date:,From:,Subject:,To:,MIME-Version:,Content-Type:,Content-Transfer-Encoding:,X-Mailer 以外のヘッダはすべて捨てられていたのが,原則すべてのヘッダをそのまま残すようになったっぽい.
- Content-Type: ヘッダが正しくない (あるいはヘッダがない) メールが文字化けする.
- ドコモ絵文字が受信できるようになった.
- Subject: ヘッダのないメールが受信できるようになった.
- HTML メールが受信できるようになったらしい.
- ドメイン指定の添付ファイル削除機能は,From: ではなく Received-From: を見ているっぽい.
追記: メールが文字化けする件,ふとメール本文を Shift-JIS にしてみたら,なんと化けなくなった.それってちょっとどうよwwとは思うが,とりあえず解決.