What You'll Wish You'd Known

某氏の近況報告他いくつかのサイトで話題になっていた文章を今頃になって読んだ(遅.

私も皆さんの真似をして印象深かった箇所を引用してみますか.

ちなみに,他人がどういう部分を引用しているのか,どういう感想を書いているのか,はほとんどチェックしてない.

この問題の解法は、反対側からやってみることだ。ゴールを最初に決めてそこから逆算するんじゃなく、より良さそうな状況に向けて少しづつ前に進んでゆくんだ。成功した人の多くは実際にはそうやって成功したんだ。



卒業演説方式では、きみはまず20年後にどうなりたいかを決めて、次にそこに至るには今何をすればいい、と考える。ぼくが提案するのは逆に、将来のことは一切決めないでおいて、今ある選択肢を見て、良さそうな選択肢がより増えるものを選ぶってことだ。




時間を無駄にしてない限り、実際に何をするかってことはあまり問題じゃない。面白いと思えて、選択肢が増えるものなら何でもいい。増えた選択肢のどれを選ぶかなんて後で考えればいいんだ。
多分ここが一番印象に残ったと思う.

(良さそうな) 選択肢の数を評価関数にするということだ.そもそもゴールなんて決まってないんだし.教師なし学習に似ているけれど,人生やり直しなんてそうきくもんじゃないから,試行錯誤でタスクを何度も繰り返すという戦略はとれない.

私の周囲には,小さい頃からの夢を突き詰めて今その仕事をしている人とか,若いうちから目標を決めてそこへ邁進していった人とかがけっこういて,確かに高校くらいまではそういう生き方は礼讃されてきてたし,私みたいな行き当たりばったりな人生を送ってる人間は,そういう人達に対してなんか引け目みたいなものを感じていた.だけどそういう生き方は,自分で可能性を狭めてしまっているという不幸を伴うんですね.なるほど.

たとえば、君が大学の1年生で、数学と経済学のどっちを専攻しようかと迷っているとする。この場合はね、数学の方が選択肢がひろがるんだ。数学からはほとんどどの分野へも進むことができる。数学を専攻していたら、経済学の大学院へ進むのは簡単だろう。でも経済学を専攻して、数学の大学院へ進むのは難しい。
自分の場合,大学の学部を選んだあたりまではこのセオリー通りにきたと思うが,どこで道を誤ったんだ?(ぉ.前に進むごとになんか選択肢減ってる気がしてならない(激ぉ.

もう取り返しがつかないあたりまで来てしまった気がしますが.

賢い人々と、難しい問題を探すことだ。賢い人々は自分達で固まりがちだ。そういう集団を見つけたら、たぶんそれに参加する価値はある。但し、そういう集団を見つけることは簡単じゃない。ごまかしがたくさんあるからだ。
自分でもこれは努力するようにしている.といっても難しい問題を見つけられるほどの賢さは持ち合わせていないので(ぉ,とりあえず賢い人々集団との接触はできるだけキープするようにしているつもり.向こうからするとはた迷惑な話だろうが,バカがバカ同士固まっててもどうしようもないだけだし.

反抗は服従と同じくらいばかげたことだ。どちらにしてもきみは他人に言われたことに縛られている。

プロジェクトが君の将来目指すものにあまり関係なさそうだったとしても、心配することはない。目指すものに到達する道っていうのは、君が思うよりずっと大きく曲がりくねるものなんだ。プロジェクトをやることで、道は伸びてゆくんだ。一番大事なのは、わくわくして取り組むことだ。そうすれば経験から学ぶことができるからだ。
ちょっと勇気づけられたり(激ぉ.

人に言えないような動機だからって、それを抑えないようにしよう。
これも(激ぉ.