クレジットカードのポイントを ANA マイルに移行する際の落とし穴

クレジットカードのポイントが溜った.確か ANA のマイルに移行できるんだよなーと思ってカード会社のサイトを見てみると,なんと,



移行手数料が 6,300 円.



なななんだこれは.さらに調べると,この手数料は 1 年間有効で,次の年にはまた 6,300 円を払わないと移行してくれないのだ.ヒドス.



思い切って ANA カードにするか.そうしたらポイントがどんどんマイルになるよな.…と思ったら甘かった.上記の非提携のカードよりは安いものの,同じく手数料が 2,100 円掛かる.これも毎年請求される (ワイドゴールドカードなど一部は除く).

つまりだな,ANA カードは伊東美咲のアップで「さあ、あなたも頭をマイルに。」「これからは、あらゆる消費は、マイルの貯蓄と考えよう。」なんて,カードで買うとショッピングポイントがどんどんマイルになるように言っておきながら,実際は毎年 2,100 円をちゃっかり徴収していくのだ.あ,ただし,もちろんフライトマイルは溜りやすくなるし,他にも色々優待はあるのでおいしいカードではあるのですが.



ちなみに,G ポイントを媒介させれば,手数料なしにカードのポイントを ANA マイルにできる.ただし,上記のカードからマイルへの換算が
  • 100 円 → 1 マイル
相当なのに対し,G ポイントを介した場合は
  • 1,000 円 → 1P
  • 100P → 495G
  • 30G → 9 マイル
というわけで,結局
  • 100 円→0.1485 マイル
という恐ろしく低い換算率になってしまう (しかも,上記は換算に必要な最低ポイント数なので,カードで 100,000 円 (100P) 買って初めて上のシーケンスが働く).



では,いくら以上買えば,6,300 円手数料を払ってでも G ポイントより得になるのか? x > (x + 6300) × 0.1485 を解くと,x ≒ 1099.つまり年間 1,100 円以上買っているならば,6,300 円払って直接マイルにしたほうが得ということだ.もちろん,得たマイルをちゃんと活用しないとかえって損してしまうが.



…くそー,良く出来てるなあ orz.ちょっと保留.