cadaver をインストールしてみる

仕事で WebDAV を使うことになったので,WebDAV サーバに UNIX コマンドラインからアクセスするためのツール,cadaver をインストールしてみた.OS は FreeBSDSolaris の 2 種類.



cadaver はここからダウンロード.

展開に続いて configure.OpenSSL を使いたいので,

% ./configure --with-ssl=openssl --with-libs=/usr/local/ssl/lib

とオプションを指定.(これがないと,

configure: error: could not find library containing SSL_library_init

とか,

configure: error: OpenSSL headers not found, cannot enable SSL support

とか出てしまう).



なお,かなり古い Solaris の場合は /dev/random がないため,PRNGD などを利用する必要がある.今回は既にインストール済だったので,--with-egd でソケットファイルのパス /var/run/egd-pool を指定した.

% ./configure --with-ssl=openssl --with-libs=/usr/local/ssl/lib --with-egd=/var/run/egd-pool

(これがないと,cadaver 実行時に

SSL negotiation failed: SSL disabled due to lack of entropy.

と言われるので注意.さらに,現状では /var/run/ 以下に一般ユーザのアクセス権がなかったので,

# chmod 755 /var/run

としておいた.)



続いて,

% make
# make install

で OK.



使い勝手は FTP クライアントみたいな感じ.wrapper などを作ることもできそうだ.